太陽を抱く月についての解説

趣味にもいろいろな種類がありますが、海外ドラマを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
日本では韓流ドラマがとても人気があります。
舞台を現在にした恋愛ドラマも人気がありますが、歴史ドラマに関心を持っている人も少なくありません。
太陽を抱く月も歴史ドラマとして人気がありました。
歴史ドラマというと、史実を元に作られたものが多くなっていますが、このドラマは歴史上の有名な人物が出てくるというわけではありません。
これは、李氏朝鮮の架空の時代を舞台にしたテレビドラマです。

2012年に韓国で放映された太陽を抱く月

2012年に韓国で放映され、2013年には日本国内でも1月20日から6月23日までNHK・BSプレミアムで毎週日曜日に7放送されています。
太陽を抱く月がどのようなドラマなのかも知っておきたいところですが、これは新感覚のファンタジーロマンス史劇です。
まず、タイトルの「太陽」を表すのが太陽のように輝く世子、そして月は月のように優しいヒロインを表しています。
この二人の初恋が宮廷の後継者争いに巻き込まれ、運命が大きく動かされていきます。
世子・イ・フォンを演じるのはキム・スヒョン。
彼は「ドリームハイ」や「星から来たあなた」など多くの出演作がありますが、この作品でトップスターの仲間入りを果たし、同作品では最優秀演技賞を受賞しています。
ヒロイン役であるヨヌを演じるのはハン・ガインです。
彼女はおあどけない童顔が魅力的で、「赤と黒」や「魔女ユヒ」などにも出演しています。
物語のあらすじは、主人公の二人が出会い、恋に落ち婚礼の儀を迎えることになります。

第2世子嬪であるボギョンと婚礼することに

とはいえ、最初から順調では物語はそれで終わってしまいますよね。
婚礼は順調には進まず、間もなく婚礼というところで、ヨヌは原因不明の病にかかり実家に連れ戻されることになりました。
フォンはヨヌを引き留めようとするも願いはかなわず、第2世子嬪であるボギョンと婚礼することになります。
あっけなくヒロインが亡くなったことで、その後の楽しみがなくなったと感じた視聴者も多かったのではないでしょうか。
実は、ヨヌは亡くなってはおらず生きていました。
とはいえ、記憶はなくなっている状態です。
この設定は韓国ドラマでは多く使われていますので、ドラマを見ながら先を予想していた視聴者もいたかもしれませんね。
ヨヌは巫女ウォルとして生きており、過去の記憶がないままフォンと再会します。
そして、また運命が大きく動いていくことになります。
切ない二人の初恋や歴史を扱うことはもちろん、このドラマはファンタジーやミステリーの要素も含まれているのが特徴的です。

ドラマは全20話放送される

ドラマは全20話放送されました。
太陽を抱く月は、様々な要素を楽しめることはもちろん、俳優たちの演技にも注目したいところです。
大人の俳優たちの演技が素晴らしいことはもちろん、このドラマでは子役たちの活躍ぶりも話題になりました。
現在は、第一線で活躍しているキム・ユジュンやヨ・ジングらの子役時代の素晴らしい演技もみどころのひとつです。
物語がどのように動くのかも気になるところですが、二人の切ない恋は幸せな結末に終わります。
記憶を失ったことで悩むヨヌも過去の記憶を取り戻し、ボギョンが亡くなったあとは王妃となり、フォンとの間に応じも授かりました。
この結末に至るまでには、様々な陰謀と闘うことになり、その部分も見どころのひとつです。
どのように困難を乗り越えていくのか、しっかりと見届けていきたいドラマです。

まとめ

そして、二人を取り巻く人物も多く登場しますので、人間関係もきちんと整理して楽しむことがおすすめです。
脇を固める俳優陣も魅力的な人が多いので、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

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